■
国際シンポジウム |
||
COVID-19下における高齢者と地域社会:トルコと日本の事例を知ろう |
||
世界を同時におそったCOVID-19。 |
||
・日 時 2021年9月6日(月曜日) 16:30-18:30(終了時刻は予定) |
||
<話題提供者(敬称略)とその概要> オスジェン、トルガ(トルコ・チャナッカレ・オンセキスマート大学教育学部准教授) |
||
<協 力> |
||
<問合せ> |
なら学研究会 澤田四郎作部会
平成30(2018)年度、なら学研究センター主催のなら学研究会は2つの柱で研究活動を実施しています。
一つは偶数月に行われる「なら学研究会」です。ここでは、奈良に関わる郷土史・研究者の業績や知のネットワークの再評価を広く実施しております。本年度はとくに文学関係の人物に焦点をあて、ゲスト講師を招いて行っています。なら学研究会は、本年度で20回を数えました。
詳しくは、以下をご覧ください。
いま一つは、上記の研究会から派生した小規模な作業・研究部会です。いま焦点をあてているのは、奈良県香芝市出身の郷土史家・澤田四郎作です。澤田については、昨年、なら学研究会で冊子を発刊しました。なら学研究会のページから無償でダウンロードしていただくことができます。
5月16日に澤田部会が行われ、次回は7月18日です。澤田部会は関係研究者だけで実施していますが、成果がまとまり次第、本センターから公開する予定です。
詳しくは、以下をご覧ください。
きたまちディスカッション
奈良女子大学も立地する「きたまち」の来し方と行く末を考える「きたまちディスカッション」が、2018年7月16日鼓阪小学校で開催されます。
なら学研究センターも共催し、センター長の寺岡がオープニングトークを行います。
猛暑のなか、多くの方が集まってくださいました。
なら学研究センター(寺岡)は、オープニングトークとして、「きたまち」という町の多様性について語り、人口ピラミッドを提示して、少子高齢化がすすむ街の現状と、よりミクロに見た場合の多様性を伝え、その理由を住民の皆様自身が考えていただけるよう促しました。
また、社会技術「集落点検」の方法の一つ、二色のカードを参加者に配り、町への考えを即席アンケートの形でとりながら進めました。この方法は参加者の考えがすぐ全員で共有でき、それにもとづいた話し合い・ディスカッションにつながるという利点があります。皆さんあがったカードの色を見ながら、隣の方たちと話をしてくださいました。
さらに今回特筆すべきことがありました。本センターの重要な仕事の一つである社会技術開発で連携を続けている、東京大学高齢社会研究機構、(一社)高齢社会共創センターの研究スタッフが、当日きたまちの会場に、来てくれたことです。彼らが以前から取り組んでおり、なら学研究センターのメンバーも今年度限定で参画している千葉県柏市の町づくりの社会組織づくり活動の資料や成果物を持参・展示してくれました。熱心に質問を向ける参加者もおり、こうした連携によって、社会の課題解決につながる方法・社会技術が普及し、各地域でより発展していく契機になれば、と思います。また、柏市で取り組まれている「あったらいいな」「もったいない」カードという方法も、今回、きたまちのイベントにおいて試験的に実践することもできました。
その結果の詳細は、奈良市役所のホームページに掲載される予定ですが、きたまちに、図書館や映画館といった文化の場をつくってほしい、という参加者が多かったのはひとつの発見でした。